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北九州市環境ミュージアムは、敷地内にエコ住宅を展示
北九州市は、北九州市環境ミュージアム(福岡県)の敷地内に環境配慮型住宅のモデルハウスを建設することを発表した。木造2階建ての「エコハウス」は日本家屋の知恵を取り入れながら、太陽光発電などの最新の環境設備も備えている。市民の環境意識向上につなげるとともに、住宅建築関係者が環境技術を学ぶ場としても活用する。(西日本新聞2009年12月26日)
宮崎県立美術館は、県内若手アーティストに展示空間を無償提供
宮崎県立美術館(宮崎市)は、県内若手アーティストに1週間、館内の彫刻展示室(80u)を無償提供する「チャレンジギャラリー2010」の参加者を募集している。県内を拠点に活動する20〜30代が対象で、ジャンルは映像等を使った現代アートも含まれる。(宮崎日日新聞2009年12月25日)
熊本市動植物園は、障害児と家族を閉園後に無料招待
熊本市動植物園(熊本県)は2009年7月、自閉症やダウン症の子どもと親33組117人を閉園後に無料招待した。この取り組みは1996年にロッテルダム動物園(オランダ)が始め、現在世界31カ国201の動物園などで毎年6月の第1金曜日を中心に実施され、日本でも5県7園に広がっている。(読売新聞2009年12月23日)
長崎県は、文化・スポーツ事業の地域への波及効果を分析
長崎県は、文化・スポーツ施策が地域に及ぼす波及効果を分析した報告書を発表した。入場者数や経済効果などの数値目標だけでなく、文化的効果、資源的効果、技術的効果など6項目によって、地域への影響を検証した。評価対象は長崎県美術館(長崎市)や2010年春に開館する長崎県埋蔵文化財センター(壱岐市)など8事業。このうち長崎県美術館は、国際化や作品蓄積促進が評価された。(長崎新聞2009年12月10日)
九州国立博物館は2011年にタイで海外展を開催、企画内容から共催
九州国立博物館(福岡県太宰府市)は、2011年にタイのバンコク国立博物館で海外展を開催する。日タイの文化や交流の歩みを比較できる企画を検討する。両館は3年間交流事業を実施し、タイの学芸員が九州国立博物館で文化財の保存や展示などを研修した。バンコクでの展覧会後、九州国立博物館でも同内容の企画展開催を検討している。(西日本新聞2009年11月30日)
九州国立博物館の文化財管理、市民NPOがIPMを実践
九州国立博物館(福岡県太宰府市)は2005年の開館時より、文化財管理に化学薬品に頼らないIPMを導入している。養成したボランティアが市民NPOに発展し、現在は同館から業務委託をされ、月8回は収蔵庫や文化財搬入路を清掃している。出たゴミはルーペで害虫の死骸や卵などを点検するなど徹底した管理により、害虫被害はほとんど見られない。(西日本新聞2009年11月25日)
熊本市立熊本博物館は、昆虫標本の作製ボランティアを養成
熊本市立熊本博物館(熊本県)は、2009年度より昆虫標本の作製ボランティアの養成を開始した。4月より養成講座を開催し、学芸員の指導のもと、9人のボランティアが自身で捕まえたり同館に届けられたりした昆虫を標本にする作業を行っている。(熊本日日新聞2009年10月30日)
南九州アートラインは、加盟3館の秀作展示会を開催
都城市立美術館(宮崎県)、宮崎県立美術館(宮崎市)、霧島アートの森(鹿児島県湧水町)が取り組んでいる「南九州アートライン」は、3館の秀作を集めた展示会を開催している。会場の都城市立美術館では、同館の収蔵品と他の2館にある関連作品を並べるなど、展示方法も工夫している。3館の連携は2001年に始まり、広報・スタンプラリーなどを行っている。(宮崎日日新聞2009年10月24日)
沖縄県立博物館・美術館の指定管理者は、県民から企画案を募集
沖縄県立博物館・美術館(那覇市)の指定管理者・文化の杜共同企業体は、県民参加型の企画展「県民のキュレーター展」を2010年9月に同館で開催する。応募資格は県出身者および県内在住者で、1人1企画。書類審査、プレゼンテーションを経て決定する。(沖縄タイムス2009年8月28日)
九州国立博物館、休館日に障害者らを「阿修羅展」に無料招待
九州国立博物館(福岡県太宰府市)は、「国宝阿修羅展」を開催中の8月24日を障害者対象の特別観覧日にして、事前に申し込みのあった希望者を無料で招待した。当日は休館日であり、車椅子利用者などとその介護者約300人はゆっくりと作品鑑賞をした。(朝日新聞福岡版2009年8月25日)
熊本県立美術館は「永青文庫預かり品」を本格調査
熊本県立美術館(熊本市)は、細川家歴代当主の武具・調度品・書画などを公式の手続きを経た寄託品ではなく、臨時の「預かり品」として保管している。同館は2008年度から5年間の国庫補助を受け、本格調査を開始した。同年に開館した「永青文庫常設展示」の展示に活用するのがねらいである。(熊本日日新聞2009年8月16日)
北九州市立松本清張記念館は、中高生用ガイドブックを発行
北九州市立松本清張記念館(福岡県)は、松本清張生誕百周年を記念し、「中高生のための松本清張読本」を発行した。清張の生い立ち、著作の解説、清張のエッセー、全国にある清張の文学碑のガイド等を掲載。同市内の中学校72校に各50部配布した。(読売新聞2009年7月6日)
佐世保市亜熱帯動植物園は、草食動物のフンの有機肥料を再来園者に配布
佐世保市亜熱帯動植物園(長崎県)は、券を持って再来園した人に、飼育している象やシマウマ等のフンから作った有機肥料1袋(2キロ)の配布を始めた。同園は年間100トンの肥料を作り、園内の植物育成や市内の小学校の花壇づくりなどに提供している。残りを園内イベントの参加者に贈ったところ好評だったため、より多くの人に活用してもらおうと配布を決めた。(朝日新聞長崎版2009年7月3日)
大分県立先哲史料館への寄贈・寄託が急増
大分県立先哲史料館(大分市)への史料の寄贈・寄託は、これまで年間2,000〜2,500点だったが、2008年は4,000点以上と急増した。史料の閲覧公開、研究員による内容調査、インターネットによる所蔵史料検索への対応等に加え、各市町村と連携を図って史料の散逸を防ぐ指導に力を入れてきた。このような史料館の役割や重要性が認知され、評価されたのではないかと同館副館長は分析している。(大分合同新聞 2009年6月22日)
沖縄県平和祈念資料館はカンボジア虐殺博物館を支援、ノウハウ伝授や人材育成
沖縄県平和祈念資料館(糸満市)はカンボジアのツールスレン虐殺博物館に対し、資料の展示、保存のノウハウ伝授や人材育成面で支援する。ポル・ポト政権下、ツールスレンでは1万数千人の政治犯が処刑されたといわれる。国際協力機構の費用援助により、ツールスレンの職員を毎年1カ月間研修員として招くとともに、日本人の専門家を10日間カンボジアに派遣。これを3年間続け、沖縄戦の実態を伝えてきた蓄積を伝授する。(朝日新聞 2009年6月4日)
長崎歴史文化博物館で開催中の鉄道展、4種類の入場券が鉄道ファンに人気
長崎歴史文化博物館(長崎県長崎市)は、「大鉄道展」(6月15日まで開催)で地元鉄道会社の車両をデザインした4種類の入場券を用意した。JR九州、島原鉄道、松浦鉄道、長崎電気軌道の車両の中から好きなものを選べるが、4枚全て購入する鉄道マニアも見られる。(長崎新聞 2009年5月19日)
九州国立博物館の地元経済への波及効果は62億円
九州国立博物館(福岡県太宰府市)は、地元経済への波及効果について民間に調査を委託した。調査結果によると、開館した2005年10月から2008年3月までに、博物館入場料収入、雇用創出、小売店売り上げなど、同館や隣接する太宰府天満宮周辺に約62億円の効果があったという。波及効果を天満宮周辺に限らず、市内の回遊性を高めることが今後の課題である。(西日本新聞 2009年4月28日)
大分県立芸術会館は小中学校に出張展示、学芸員は児童生徒
大分県立芸術会館(大分市)は、地元出身作家の作品を小中学校に出張展示し、児童生徒に学芸員を務めてもらう「郷土の先達・地域文化顕彰事業」を始める。児童生徒が展示内容を下調べし、会場を訪れた住民に説明することで、地域の芸術文化への関心を高めることがねらいである。2009年度は3校が対象で、今後4年間で県内全市町村を巡回する。(大分合同新聞 2009年4月26日)
沖縄県立博物館・美術館の企画展、県側の要請で天皇題材の版画を除外
沖縄県立博物館・美術館(那覇市)は、憲法9条と戦後日本をテーマとする企画展で、県側の意向を受けて、昭和天皇をモチーフにした版画を除外した。県教委は、館の指定管理者に教育的配慮を依頼し、企画者側の了解を得たと説明している。(朝日新聞 2009年4月14日)
福岡・熊本・鹿児島の三市、美術館などの市民割引の相互利用OK
福岡・熊本・鹿児島の三市は、美術館や水族館など各市が運営する施設の市民割引を、三市の住民が相互に利用できるようにする。2年後の九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に向け、市民交流を促すのがねらい。割引利用は、小中学生か65歳以上(鹿児島の施設は70歳以上)で、住所が三市いずれかにあることが条件。(熊本日日新聞 2009年3月27日)
かごしま水族館はキッズモニターを導入、小学生の意見を運営に活用
かごしま水族館(いおワールド)(鹿児島県鹿児島市)は、キッズモニター事業を行う。4年生以上の小学生20名をモニターとして公募し、アンケートや意見交換会で出された意見を今後の運営に活かす。任期は1年間で、モニター証を提示すれば、無料で入館できる。謝礼はなく、鹿児島市では初のゼロ予算事業となる。(南日本新聞 2009年2月18日)
直方市は新成人に美術館と記念館の無料パスを贈呈
直方市(福岡県)は、新成人に直方谷尾美術館と直方市石炭記念館に無料で入場できるフリーパス「のおがたまわれーる」を贈呈する。名刺大のパスを提示すれば、1年間何度でも無料で見学できる。公募で集まった新成人による成人式運営委員会が、毎年式で配る記念品として発案した。(毎日新聞筑豊版 2009年1月9日)
佐賀県立宇宙科学館は、韓国語版と英語版のプラネタリウム番組を製作
佐賀県立宇宙科学館(武雄市)は、韓国語版と英語版のプラネタリウム番組「天の川のほとりで」を製作した。同館によるとアジアを中心に海外からの入館者は増加傾向で、修学旅行団体などに活用されれば、さらなる来館者のアップが期待できるという。「天の川のほとりで」は同館のオリジナルで、銀河などを紹介する30分番組。これまで日本語版のみだったが、翻訳してナレーションを付けて韓国語、英語版とも約1ヶ月で完成した。(読売新聞佐賀版 2008年12月21日)
北九州市立松本清張記念館が第56回菊池寛賞を受賞
開館10周年を迎えた北九州市立松本清張記念館(福岡県)が第56回菊池寛賞を受賞。「各地の公立文学館が苦戦するなか、水準の高い研究誌を刊行しつつ、多彩な企画展を催す」と評価を受けた。文芸春秋の編集者として松本清張を約30年間担当した藤井康栄さん(74)が開館以来、館長を務めている。10月には開館以来の入場者が90万人に達した。(朝日新聞 2008年12月6日)
佐賀県立佐賀城本丸歴史館でグリーン電力を活用
佐賀県は来年11月までの1年間、住宅用太陽光発電を設置した県民から購入した「グリーン電力」を佐賀県立佐賀城本丸歴史館(佐賀市)で活用する。グリーン電力は、太陽光など自然エネルギーで発電した電力で、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出しない「環境価値」がある。佐賀県は、2006年度からこの「環境価値」を購入する制度を導入。実際には従来通り電力会社の電力が使われるが、「環境価値」の活用によってグリーン電力を使用している施設と見なされる。常設の県有施設での「環境価値」の使用は今回が初めて。(佐賀新聞 2008年12月2日)
福岡アジア美術館と釜山市立美術館の相互協力の協定
姉妹都市の福岡市と韓国・釜山市は、福岡アジア美術館(福岡県福岡市)と釜山市立美術館の相互協力の協定を12日付で結んだと発表した。来年から、互いに両館の所蔵館品展を開催するほか、学芸員の交流や共同調査にも取り組み、国境を越えた文化事業の連携を緊密にする。(西日本新聞 2008年11月13日)
徴古館の館内BGMにジャズ
国登録有形文化財の徴古館(佐賀県佐賀市)は、同館を運営する鍋島報效会会長が生前好んだジャズの曲を集めたCDをBGMに使用している。来場者からも好評で、「ジャズが建物になじんでいる」という声が多く寄せられるという。それまでは、古文書や武具などの展示内容に合わせ、雅楽やクラッシックをBGMにしていた。(毎日新聞佐賀版 2008年9月14日)
恩納村博物館は中学生ボランティアを養成、夏休み中に館長や学芸員が指導
恩納村博物館(沖縄県)は、地域の歴史や文化を学び、伝える人材を育成するために、地元の中学と協力して中学生ボランティアを養成している。夏休み中に2年生3名が館長や学芸員の指導を受け、展示物の解説を実演した。(沖縄タイムス 2008年8月25日)
知覧特攻平和会館は、タッチ式端末に英語表記の遺書解説等を掲載
太平洋戦争末期の特攻隊員の遺影や遺書を展示する知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)は、タッチ式検索端末に英語表記の遺書解説や、「皇国」「散華」等の難語の注釈を掲載した。外国人入館者や、戦前・戦中の難語を理解できない入館者が増加していることを受けたものである。(朝日新聞鹿児島版 2008年8月15日)
佐世保市亜熱帯動植物園は、死んだ飼育動物をはく製・骨格標本に
佐世保市亜熱帯動植物園(長崎県)は、死んだ飼育動物をはく製や骨格標本としてよみがえらせる試みを始めた。成長を見守った動物の亡きがらに手を加えることは、飼育員にとってつらい作業であるが、市民に親しまれた動物たちに生命や環境の尊さを伝えてもらうことにより、動物園の使命を果たそうとしている。(西日本新聞 2008年7月16日)
佐世保市亜熱帯動植物園は、行動展示効果で入園者平均滞在時間が2年前の2倍に
佐世保市亜熱帯動植物園(長崎県)の調査によると、同園入園者の平均滞在時間は、2年前に比べ倍増している。2006年の調査結果では、園内での滞在時間は平均約1時間半であったが、2008年5月に実施した調査結果では約3時間に延びていた。数秒で通過する入園者が大半だったライオン舎も、木枠から餌を吊り下げ、狩りを再現した行動展示を導入して以降、人だかりができるようになった。(西日本新聞 2008年7月3日)
沖縄県立博物館・美術館で社会科教育研究会研修が開催、美術作品の活用方法を探る
沖縄県立博物館・美術館(那覇市)で、県中学校社会科教育研究会の研修が開催された。同館の主任専門員が講師を務め、絵をめぐる社会背景を伝えることにより絵の見方が変わることなどを説明した。(琉球新報 2008年6月24日)
九州国立博物館と岡山大学は、出土品をギプスで固めて発掘・CT分析・3次元映像に
九州国立博物館(福岡県太宰府市)と岡山大学は、勝負砂古墳で、出土品を医療用ギプスで固めて古墳から取り出した上でCT分析し、3次元画像を作製した。この方法によると、短時間で円滑に調査できる上、遺物を高精度で分析し、再現することもできるという。(読売新聞岡山版 2008年6月14日)
田中一村記念美術館は所蔵・寄託作品の調査を実施、調査員は全国の美術館学芸員5名
田中一村記念美術館(鹿児島県奄美市)は、田中一村生誕百周年を機に、所蔵・寄託作品の調査を実施している。調査員は、鹿児島市立美術館や栃木県立美術館等全国の美術館学芸員5名であり、調査の結果、第三者による修正跡も確認された。基礎資料のデータ化とともに、公立美術館の巡回展や海外への紹介も視野に入れている。(南海日日新聞 2008年5月17日)
入館料無料の佐賀城本丸歴史館、ボランティアの丁寧な解説が募金のきっかけ
佐賀城本丸歴史館(佐賀県佐賀市)の入館料は無料であり、来館者に出入り口近くに置かれた「寄進箱」に募金を呼びかけている。募金を支えるのは約100名のボランティアガイドであり、ガイドの熱心で巧みな解説に感謝して募金する来館者が多いという。2007年度の年間来館者数は約16万人で、募金額は約460万円。現在募金の使い途は、館内の畳の張り替えや障子の補修に限定されている。(朝日新聞佐賀版 2008年5月15日)
長崎歴史文化博物館が開催する「長崎学講座」、2007年度を上回る参加者
長崎の歴史や文化を学ぶ「長崎学講座」は、市立博物館が始めた後、現在は長崎歴史文化博物館(長崎市)が引き継いでいる。公開講座は全12回で史跡巡りも6回予定、参加費はいずれも無料。2008年度のテーマは、「長崎の神社」と「大陸との懸け橋 対馬の歴史」。県勤労福祉会館で開催された第1回目の公開講座に、前年度を大幅に上回る235名が参加した。(朝日新聞長崎版 2008年4月21日)
九州国立博物館は、宮崎の美術館長が収集した仮面90点を購入、常設展の呼び物に
九州国立博物館(福岡県太宰府市)は、宮崎の美術館長・高見氏が収集した仮面90点を購入し、2009年に常設展示する計画である。高見氏は2001年まで、「由布院空想の森美術館」で収集品を展示し、2006年から宮崎県西都市の自宅に開設した「九州民俗仮面美術館」にて展示を再開した。収集した仮面約300点は経済的事情で所有権を失い、同氏は九州国立博物館に収蔵を働きかけていた。同館では、購入した仮面を使って体験できるように工夫し、2009年以降リニューアルする常設展示の目玉にしたいと述べている。(西日本新聞 2008年4月7日)
星の文化館は、星の豆知識を印刷したトイレットペーパーを販売、一番の人気商品に
天体観測施設・星の文化館(福岡県星野村)は、星の成り立ちなどの豆知識を印刷したトイレットペーパーを1本260円で販売している。100種類以上あるグッズの中でも一番の人気で、毎月50本以上が売れている。(西日本新聞 2007年9月27日)
佐賀県立博物館・美術館は、小中学生を対象に体験型クラブを開催
佐賀県立博物館・美術館(佐賀市)は、2007年10月より、小中学生を対象に体験型クラブ「こども広場」を開催する。毎月第3土曜日に行われ、有明海の干拓見学、佐賀城周辺の史跡めぐり、ピンホールカメラ作りが予定されている。(佐賀新聞 2007年9月26日)
北九州市立文学館は、鴎外のふるさとを訪ねるバスツアーを実施。館のPRを兼ねた初企画
北九州市立文学館(福岡県)と「北九州市森鴎外記念会」は、10月10日に日帰りバスツアー「森鴎外のふるさと・津和野を訪ねる」を実施する。10月5日から11月4日まで開催される特別企画展「森鴎外展」の関連行事で、2006年11月に開館した同館のPRを兼ねて初めて企画されたバスツアーである。(西日本新聞 2007年9月19日)
大分市美術館は老人ホームで美術鑑賞会を開催、全国初の試みに約70人が参加
大分市美術館(大分県)は9月14日、市内の特別養護老人ホームで「おでかけ美術鑑賞会」を開催した。学芸員3人がスライドを使って画家の作風や楽しむポイントを説明し、紹介した画家の日本画7点を展示した。全国初の試みに、施設の入所者やデイサービス利用者約70人が美術鑑賞を楽しんだ。(大分合同新聞 2007年9月15日)
大分市美術館は特別展の年間パスポートを発行。好評につき発行期間を1年間延長、常設展でも使用OKに
大分市美術館(大分県)は2006年10月に特別展の年間パスポートを発行し、2007年8月末で購入者は千人を超えた。発行期間を1年間延長するとともに、常設展の無料観覧やカードサイズを免許証サイズに小型化するなど、購入者の要望に応えたサービスを加えた。(大分合同新聞 2007年9月11日)
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